2013年3月14日木曜日
ドロマス的省察
バランスだのなんだのと言って、意識することが多すぎるので、結局どれかに焦点を絞ることも出来ていません。ひとつづつ出来るようになればいいのですから、(あまり意識せずにできるようになればいいのですから)とくに何も考えていなかったなと思うところから埋めて行けばいいかも知れません。特に、絵を描く上では非常に重要なポイントであるはずの、面。これについて何も考えていませんでした。本当に、今日のポーマニについていえば、最悪だったのです。
あの、足の苦悩……。実際には2分もかけなかったでしょうが。何回も描いては消して、描いては消してとする間、一度たりとも、足の裏という面について考えて描かなかったのです。じゃあ、私は何を描いたというのでしょうか。
二日前に描いた肌の塗りは、模写とはいえ、自分の過去最高傑作でした。最初の作品といってもいいぐらいだったのです。そしてやはり、最高の絵がかけたと思った後には、どんぞこに突き落とされた気分になることを強いられるのです。前の日に練習をがんばっていたときとかもです。
やはり、全てがリセットされたような、むなしさを感じてしまいます。まぁ実際に何度もリセットされているのですけどね。新しいキャンバスをひらくたびに。
今日もまだこれから絵は描くでしょう。そして、明日は本当にとことん絵を描いて見ようと思います。夜になったらクロロと遊ぶと思いますが。本当に。とことん描いてみて、それぐらい練習したらどうなるのかということをやってみようと思います。そして、明日の課題は、面でしょう。これは今日この後からの課題です。もうすぐ寝ますが、寝るまでの間、ぼんやりしながら。テレビでも見ながら。立方体を描いてみようと思います。
むしろ、もっと立方体かけよと思います。何か書きたいものがあるとか、はえーんだよともう一人の私が叱咤しています。立方体と円柱とか、そういうところからはじめよと。
立体は、180度の面までしか、視野に入らない。
イメージとは、圧縮であるのか、解凍であるのか。
私がいままでしてきた人のイメージとは圧縮されたもので、例えば母の顔を、自分ははっきりと覚え、母の顔、また母以外の顔を区別することが出来ます。しかし、母を描くことは、練習をかさねなければ出来ず、母をイメージすることも出来ません。
母の夢を見るとき、自分は夢の中で母をみたようでも、実際には0と1で出来た母を見て、母を認識しているのです。そもそも、本来は母と意図しなかったものが出てくるのかもしれないのです。夢の中でデフラグのような情報の並び替えや、脳のインフラ整備が進む。この通路はよくつかうから太くしとこうとか、修復しとこうとか、使わないところはほったらかされたりとか、その自分が意図しないなかでめまぐるしく動く脳の回路に、信号を飛び交わせる、010110のような2進数のような信号が、たまたま母であり、母の顔であり、母の激励の信号であったりするのかも知れないし、実際に母の情報を操作しているのかも知れないのです。
だから夢をみられるのだろうと思います。。
しかし、その絵を描けません。自分の脳ミソの中に母がいるわけではなく。自分の中の母が、見た母、聞いた母、触れた母で構成されるように、いつわりの母であり、私の脳が感じる母は、母の電気信号なのです。つまり1と0で構成された、超密度の一次元に圧縮された、微分された母なのです。
母はいつも同じように自分の中で認識されますが。母を全くかけない状態の自分の内部での母の処理のされかたと、母をより正確に描ける状態の自分の中の母の処理のされ方は、どのように違っているのでしょうか。
その場合、私の中で母は、かけないときよりも、かけるときの方が圧縮されているのか、はたまた、解凍されているのかという疑問が生まれます。
目が冴えてしまって眠れないという経験をしたことがない人間は、論理的な思考力に乏しいのではないかと思います。
ほぼぼんやりした状態の中で過ごすことが多く。目が冴える状況などは、自分が何か意欲的に思うことがなければなる状態ではないからです。
左脳にしても、右脳にしても、その両方にしても、頭をフル回転させると、目が冴えてきます。その状態でハマッてしまうと寝られなくなるのです。
ぼんやりしたなかでは、いつだって寝られます。無理に寝ようと思わなければですが。。
普通に寝なくても、布団の中でぼんやりすることに、何の違和感もないはずです。頭が冴えている状態では、布団の中でぼんやりしようとすることでさえ、何か不気味な違和感があのです。まだ、脳のエンジンは止まっておらず、蒸かすような音とともに、頭にイメージが沸いてきます。夢の中にいるような、電気信号の交換が、何も思うことなく、その激しくとびかう交換の中で生まれた火花によって、自分にイメージさせるのである。
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