2013年9月4日水曜日

脹らむ手裏剣


やっぱり、絵で難しいのは、(今難しいと思ってるのは)、あらゆるものにある幅だと思う・・。

肩にも、ややアーチ状の幅があって、その表現が非常に難しい。
首にある、このわずかな幅。
首と鎖骨にある幅。

もっと言えば、立方体でも幅が難しい。
結局は面を描くことが難しいということで、自分に対して垂直であり水平である面はさほど難しくないが、奥行きを感じさせる幅は難しい。


あおりの顔を描く時に、アゴの幅を捕らえるのが非常に難しくなるが、アゴだけが前面に押し出されるようなあおりの場合は、そうでもない、しかし、その場合は、顔を描くのが難しくなってしまう。





遠くにあるもの、あるいは望遠で取られたものの側面は、望遠であればあるほど、また、遠くにあればあるほど、どれか、ひとつの面のシルエットに短縮していく。やがてどの側面も見えることがなくなる。

短縮の比率は、その形の内部に対角線を引いたときの角度に準ずる。

(と思う)

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