2013年8月4日日曜日

半ソーセージ

ウォーミングアップを否定します。
描く前に、何かしらしないと気がすまない体質になっている。
いきなり顔を描きだしたり、身体を描きだしたりすることがありません。
それは、何であってもダメ。物だとダメです。
描けないわけではないんでしょうが。それを絶対しない。
頭がそうなってないんでしょうね。
私は子供ではありませんが、彼らがするような妄想によくふけます。
画家になって、サインを求められた時に、「ちょっとすいません、絵を描く前に私はうずまきを50個程度、最低描きたいんです。その中に10個は満足のいくものが出ないと気がすまないので、待っていてください」
そうやってファンを待たせてしまうことがあるんではないかって気がかりです。
こういう心配は、私は頭が悪いので公言しますが、みんな実際にはしていて、口に出さないだけなんだと思うんですけどね。



ウォーミングアップに線を引くことを否定したい。30秒ドローイングも否定する。
結局やるんですけどね。
もっとも感触がいいのは、何かしら模写をすることです。
その流れで、あぁ、ここよかったなあってところを自分のイラストに生かそうとするからです。
なるほど、幼女の鎖骨の出っ張りはこうなっているのかと思うと、その出っ張りだけはかわいく描きたいなって心がけますからね。

楕円を描こうと思います。
楕円に関わらず、私は絵が左に(下がって)傾く傾向にあります。右利きだからでしょうか。
だからいくら右に傾いてもいいいから、左には傾かないように心がけて描こうと思うことがあるんですね。
それでも左に傾いてしまうことがあるぐらいですが・・・。

それってどうしてなんだろうと思ったんですけど、考えてみればあまり難しいことではありませんでした。単純に左上から右下、右下から左上という線画引きにくいというだけなんですね。

絵とはひとまず無縁になりますが。学生時代、ノートでやっぱり左に傾いてしまう癖を持つ人を見てきました。綺麗なノートをとりたい生徒達はこぞってその対策に追われたように見えました。
ある人は、ノート自体をはじめから傾け、ある人は、ノートがそもそも傾いているものだと認識するようになりました。
私は勉強はまるでしませんでしたが、ノートの文字が絶対に傾かないように意識した機会があったんですよね。
そういうことを思い出すと、私のあの時の無意味な努力も、今いかされているんだなと思って、感慨深い。

そういえば、バランスを取ること自体がはじめから、あまり苦にならなかったなって気もしていましたし・・・。



記号化の確認といっても、全然自分の物に出来る気配がありません。
結局余裕がなくなって、何度もこれじゃないって思ってきたやり方に戻ってしまいます。
私が理想とするような書き方で、出来ている人も見たことがないんですけどね。

でも、30秒ドローイングは楽しいですね。
気持ちよくなれます。


ポーマニに背景つけるの結構楽しいですね。
でも。パースどうなってるんだろうって、分からないのもの出てきます。
まだまだですね・・・。



早さを・・・
やっぱり描くスピード自体遅いのかなと。
また30分でどれぐらい描けるかなって思ったけど。
結局2時間ぐらいかけたんですけどね。



鳥山明は、調子のいい時、下書き30分、ペン入れ1時間で終わるとかいっていましたよ。
そんなに難しい構図でもないんだけど、てこずっちゃった・・・。
裸だったらもうほんのすこしだけ上手に描けるんですけどね。

セーラー服とか基本だと思うし、描けるようになっとかないと。


そうとう急いで、あんまり迷いもなく描いてるんですけど・・・。




2時間たったのでタイムアップ。
右の奴誰やねん。

最近、わりと上達を実感してたけど。
本質的には何も変わってないのかなと思いましたね。
以前に2時間ぐらいで描いた絵と比べてみても・・・。

それから、時間をかけた絵は、かけた絵で変わってないかも・・。
それでも、本当に、微妙にましになってるのは分かります。

早く美しくかけるのはやっぱり記号化ですね。
描いたことがあるということが大事ですが、ないよりも、過去の自分の絵をほとんどそのまま採用することが出来るってのが大きいと思います。
たくさん描いてストックを増やしておくことが有利ですね。

そういう上手く描けた時のストックがたくさんあることが有利です。
若いときに、それがどれだけ増やせるかも重要ですね。
早く絵を描くというのは、その確認作業でしかありません・・・。

しっかり時間をかけて描けばいいと思います。
無理なものを見切る決断力も重要かも。

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