空間を意識して絵を見る
本当に視野は立体的なのかという疑問
PCの画面を見て思う立体感と、その隣にあるスピーカーを見て思う立体感に差はあるのか?
確かに、奥に見える角は奥にありそうだし、手前の角は手前にありそう。
埃ものっかっていて、モニターの発する光を浴びて照らされている面もある。
光は、この面に向かい、この面もまたモニターを向いている。
だけど、そんなことが立体感なのか。
実際に自分の目に突き刺さっているわけではないのでわからない。
立体感などまやかしと思って、スピーカーをみると、やや平面的にさえ見える。
絵に立体感を求める必要性を感じなくなる。
私が立体だと思う。
それは、正面からの絵を見て、側面からの絵を見るとき。
その二つが並んだときに、まさに立体的だと思う。
つまり、漫画であれば、色々な面から描かれているので、このキャラは立体であり、このキャラが立っているところは空間なのだろうと思う。
ポーマニで60秒ドローイングADVを眺めると、立体的ではあるが、違和感がある。これは実際の視野なのだろうかと。だけど正しいのだろう。
適当に選んだポーズを回転させてみると、ますますこれは立体的になる。
立体感
見たことのない絵を見たときに感じる。
第一印象と、何かしら変化している時。
立方体をたくさん描いて、立体的に見えるものと見えないものの差は、不自然ではない程度の、すこしきつめのパースがかかるとき。
これは、いつもと見え方が変わっていて(この絵を見たことがなく)、絵を回転させた時のように、違う画角で表現されたものを見ることで、立体感を得ている。
あるいは、みたことのない角度でかかれた時。
両目で見ると、立体的なのは、効き目で見たものとは別の、二つの絵を同時に見ているからであり。片目で見ると、立体感などはまるでなく、全ては消失点に向かう線になる。
横から見た女性のアゴは、おっぱいほどは突き出ていないのだなという発見のあと、その女性と向き合ってアゴとおっぱいの見え方について観察をする。
そうすると、ビンタされても文句は言えないが
「自分は女性の裸を描きたくって観察してました」
というと、またビンタされ
「あなたは、女性のなかでもしゃくれているほうですが、自身の胸ほどは突き出ていないようですね」
というと、さらにビンタされる。
だけど、そういうことなんですね。
つまりどんな角度から見ても、垂直に立っているという前提であれば、アゴの先から地面に線を下ろしたとき、胸よりも前にあると不自然に見える。
そのように描けたとしても、立体感が出るわけではない。
絵を仕上げたかったが、アタリの段階でどうしてもしっくりこなかった。
単純にポーズが分からないっていうのがありますよね
それで何時間も悩んじゃうとかそうとう不毛な気がします。
悲観。
人の手法を学ぶと、否定すべきものに自分がなってしまうのではないか
その恐怖すらないんですけどね
正しいほうが勝つのではない
力の強いほうが勝つ
正しいほうに力は集まる
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