サウンド・オブ・ミュージックで最も感動的なシーンは、歌を知らないという孤児達に、修道士マリアが、歌を教えるシーンです。
塞ぎ込んでしまった子供達に、マリアは「歌って楽しい気持ちになるのが一番だ」と声をかけます。
しかし子供達は、歌なんて知らないと言うのです。
マリアは驚いた気持ちを持ち直し、Do-Re-Me(ドレミの歌)を歌って、音楽を教えようと思うのでした。
さぁお稽古をはじめましょう
やさしいところから
英語のはじめは? ”ABC”
歌のはじめは ドレミ ” ド レ ミ”
始まりの3つの音です
ドレミ ”ドレミ”
ドレミファソラシ
子供は自分達にとっての始めての音楽を、マリアに教わり、やがて、人は音楽によって幸福になれるものだと気がつきます。
マリアは、音楽がどれほど人生を豊かにするかを理解していましたので、歌を知らないという子供にショックをうけ、どうしてもそのすばらしさを知っておいてほしかったのです。
何を学ぶ場合においても、修道士マリアのような存在はかかせないように思えます。
絵も・プログラムにおいてもです。
プログラムの場合、プログラムの中ではじめに学ぶことよりも、開発環境を整えるほうがずいぶん難しい。とくにwindowsであれば、なんて開発しにくい環境なんだと、のちのち知って嘆くようになるほどです。
というのはwindowsの初期環境であれば、c言語のコンパイルすら不可能ですし、テキストエディタなんてものはついてきません。メモ帳があるだけです。
あれこれ、ダウンロードさせられ、統合開発環境をインストールすることになると、その段階から躓くことが多い。これは、OSがwindowsであるからに違いありません。
しかし、マシンスペックがますますあがる昨今では、OSがwindowsであっても何も問題ない。
プログラムに興味を持った人が悔やむ理由はありません。
むしろ、windowsでよかったと言わしめることも出来るでしょう。
というのは、windowsでlinuxを動かすことが出来るからです。
そしてvimやemacsといった、高機能エディタを苦労しながら使うことも、同時に出来ます。
この場合、慣れない操作をなれないまま続けるのではなく、わからないところを、なれたwindowsを操作することで、調べながら、また仮想マシンに戻って作業が出来ます。
なんにせよ、windowsで開発環境を整えるぐらいなら、linuxを動かしたほうがまし。
だけど、ほとんどの入門で、まずlinuxを入れなさいとは薦めない。
(linuxを動かせるようにしなさい)
それなのに、あとあとになってlinuxを推奨し、理由は「プログラムの開発に向いているから」というのだから驚きます。
”
IPアドレスを今すぐ知りたいから調べてくれ
ターミナルを開いて ifconfig と打つんだ。
IPアドレスが分かったら・・・
”
応用不可能な知識
直近の作業に必要な知識であっても、この知識は応用可能ではない。
応用不可能な知識の連続は嫌気がさし、まるで面白くないものに感じる例がある。
RPGにおいて、選択不能な時間が長いチュートリアル
道が何本にも分かれているにも関わらず、今は他の道を気にせずに、”俺の言うとおりに進んでくれ”という指示が、延々続くことを想像してみてほしい。
やがて、このゲームを自分の手によって操作することは可能なのか? と疑問がわくだろうから。
どうして知識を求めるのかを考えてみる。
知識を応用したいからではないかと気がつく。
abcdefghijklmnopqrstuvwxyz
これをひたすら描き続けることに意味はある。
なぜなら、アルファベットの位置関係を、日本人はよく理解していないから。
sという文字を参照したいときに、sがアルファベットのどのあたりに位置するかという問題は、なかなか英語に慣れていると思った人にも難しいはずだ。
例えば16進数の掛け算表を作ってみたりすることで、数字の面白さに触れることが出来る。
8進数や7進数、12進数でも書いてもいいが。驚くような発見がある。
これらが応用不可能な知識でない証拠に、プログラムではintと書く機会はあるし、数字だって扱う。むしろ、応用する他に可能性がない知識である。
上手くタイピングできるかという問題も。
abcdefg
hijklmn
opqrstu
vwxyz
ひたすら書き続けること。
アルファベットの位置関係をつかむため。
abcde
fghij
klmno
pqrst
uvwxy
z
さまざまなやりかたで記述をすること。
続ければ、やがて身についてくる。
もしも、5つごとに文字を区切って書いたら、それが5進数ってことだ。
絵でいうところの応用可能な知識は
パース・シルエット・・それから折り目とか。
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